Conserve in a drivable condition
直訳すると、”Conserve in a drivable condition” = 動態保存です。
MASKINRUMMET というSkagenの港にある、博物館にOld Dieselが動態保存されており、”ぽこんぽこん”と音を立てて運転されている状態で見学できます。
動画撮ってきたので、心地よいDiesel noiseお楽しみください。
Deutz
| Manufacturer | Deutz |
| Year | 1924 |
| Output | 17.6KW |
| Model | ? |
| Type | Four Cycle Deisel 1 Cylinder |
Deutz は 内燃機関の父 “Nicolaus August Otto” らが150年前に創業した、”N.A. Otto & Cie.”を起源とした、世界初のEngine Makerです。
Otto Cycleと聞けば、内燃機関を勉強している (した) 人は、ピンときますね。火花点火機関の理論Cycleです。Gasolene engineの基礎ですね。
Dial型計器 (温度計) の下に、おもりがクルクル回っている機械がありますが、調速機 (Govenor) と呼ばれ、Diesel機関の回転数を制御する装置で、今現在でも同機構が使用されています。
Govenor / 調速機
回転数の変化に合わせて、Armが上下動しています。上下動している機構の先に燃料噴射ポンプがあり、燃料噴射量を調整して、回転数を制御しています。
仕組みを簡単に説明すると、回転数の変化を回転おもりの遠心力で検出し、設定した回転数になるように、燃料噴射PumpのRack (燃料調節棒) を動かし回転数を制御しています。
現在でも、ダイハツディーゼルやヤンマーの4 stroke Dielse 機関では、同機構のGovenorが使用されています。
Grenaa Motor
| Manufacturer | Grenaa Diesel, Greenaa |
| Year | 1970 |
| Output | 121.3KW |
| Model | 3F24 |
| Type | Four Cycle Deisel 3 Cylinder |
Grenaa Motor の Webを読むと、創業は1906年のようです。今現在でも頑丈なDiesel Engineを作製しています。Conceptは Simple & Tough!!
It is virtually impossible to wear out a Grenaa Diesel. We know of Grenaa’s which have been installed in up to 3 new vessels one after the other once the former ships were decommissioned.
The Grenaa Diesel is a simple and well designed machine. It is difficult to damage and easy to repair. We believe that electronics have no place on a true marine engine. Your Grenaa will continue in the darkness and take you home even if all electricity on board fails.
Grenaa Diesel Web Page / https://grmo.dk/grenaa-diesel/?lang=en
簡単に翻訳すると
Diesel Engineは摩耗することは避けられない。しかし、GreenaのDiesel Engineは退役した船から取り外され、最大3世代の新造船の機関として流用された。
GreenaのDiesel EngineはSimpleかつ、優秀な設計の機械である。壊れにくく、そして修理が簡単。真の舶用エンジンには電子制御、電子機器は必要ないと私たちは信じている。Greena Dieselは電気が完全に失われた船でも、暗闇の中で運転を続け、あなたを家に(港?)に導きます
最近は燃料消費率 (燃費)を下げるために、電子制御機関が主流になりつつあり、高燃費を求めるためにCylidner内の圧力温度Settingは上昇を続け、一方機関重量を下げるためにEngine本体はギリギリの強度で設計されているご時世ですが、Greenaの考え方はある意味すごいと思います。
船乗りは海に出てしまったら、陸上のSupportはほとんど受けることができません。冬の厳しいNorth Sea や Baltic Seaで漁をする漁船や、小型の客船はGreenaの様な丈夫なEngineを今でも求めているようです。
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