函館から3日間、時化られながら航海をし、やっと小笠原父島に着きました。
小笠原諸島:東京から南へ約1000㎞、亜熱帯気候の常夏の島です。しかし走っている車を見ると、ナンバーは東京都なので品川・・・・ちょっと違和感がありました
今回は錨を使わず仮泊しました。小笠原父島二見湾にぷかぷか浮いている3つの係留ブイに青雲丸からライン(係留索)を送り、仮泊しました。初めて見る係留方法です。昔はいろいろな港で見られた仮泊方法ですが、最近はあまり用いられない用です。横浜の山下公園の氷川丸の近くにも、使われない係留ブイがぷかぷか浮いています。
今回は運動上陸をいう形で上陸し、せっかく常夏の島にきたのだから、海で泳ごうと考えていたのですが・・・・・
運動上陸前日のことでした。油清浄機のギアケースLO交換の時でした。
無事LO交換をすませ、手仕舞しているとき、からになったLOの入ってた一斗缶を処理しようと、上蓋を缶切りで切ったところまでは、よかったのですが、その後に切り口をさわってしまい、ぐっさり(切った時はそう思いました)親指を切ってしまい、看護長のところへ行くことになりました。幸い傷は浅かったのですが、海で泳ぐことは不可能になってしまいました。液体絆創膏(セメダインみたいなもの)を塗り、包帯でぐるぐる巻きになってしまい、運動上陸はおとなしくハイキングと、砂浜での昼寝になってしまいました。ちと残念&自分の愚かさに反省しました。
小笠原は魚もつれるそうです。私とコンビを組んでいる相方の人が、約1メータのカツオを釣り、おこぼれに与ることができ、新鮮なカツオをたたきにして、いただきました。幸せいっぱい、おなかいっぱい。
小笠原は時間がゆっくり過ぎる感じがして、今度は仕事ではなく、観光でゆっくりとしてみたいと思ったすばらしい島でした。
コメント