QSLカード

UNIDESIGN

QSLカードとはアマチュア無線で通信が成立した際に、更新証明書として交換する、カードです。イメージは絵葉書です。

表面は自分のコールサインを目立つように記載して、写真や絵を入れることがスタンダードです。
写真でもOKだったのですが、いろいろ考えた末に、愛読している”今日のひろこ“の原作者、小樽のクリエーター、Unidesign 佐藤じんたんさんにデザインをお願いしました。

メッセージを数回やり取りして、タッチや仕様を決めて出稿となりました。電話すら使わずに、デザインセンスゼロの私の訳のわからない、あいまいなイメージを思い通りに具体化いただき、びっくりです。

通信欄(裏面)には、船乗りらしく、VLCC(大型原油タンカー)をデフォルメしたイラストを入れてもらいました。船体に記載している情報は、我が家のおおよその位置を示しています。

今回は”ゆるいタッチ”という私の依頼でしたが、佐藤じんたんさんのポートフォリオを拝見すると、様々なスタイル作品を拝見することができます。

第二級アマチュア無線技士

無線局も開局、QSLカードも作ったので、アマチュア無線局の運用開始できますが、今現在は資格は第四級アマチュア無線技士で、小さなVHF(超短波)ハンディー機しか所有していないので、通信範囲は見通し距離程度になってしまいます。
やはり、長距離短波通信やモールス符号による通信で運用したいので、本格的にアマチュア無線を再開するのは、第二級アマチュア無線技士の資格を取ってからにしようと思っています。
9月に国家試験があるので、願書はすでに提出しました。勉強はそれなりにしていますが、40代のスカスカになった脳では、勉強したことがどんどん抜けていきます。大丈夫かな?

復活

JK1ALG

JK1ALGは私のアマチュア無線局のコールサイン、識別符号(呼出符号)です。
復活させたのは、アマチュア無線局です。2009年に失効した以前のコールサインはJJ8HMQでした。11年振りのアマチュア無線局開局です。
コールサイン内の数字は地域を表しており、以前は北海道で開局していたので、8、今回は東京での開局なので1となりました。
なぜ無線局を復活させたかというと、高校生時には財力が無く運用できなかった、短波帯でCWの運用がしてみたく、復活させました。
とは言っても今は、第4級アマチュア無線技士なので、CW(電信)の運用はできないので、2アマ取得に向けて、勉強中です。
また、借家なので、大きなアンテナは設置できないので、短波帯の運用は厳しいですが、何とか工夫して、運用するように計画中!

私が、CWを運用できるようになると、CQ (一括呼出)する際は、以下の符号を送信するのかな?

もし間違えていたらすみません。

無線局免許状です。住所は公開できないので、ぼかし入れています。
4/5に申請して、免許状が下りたのは、6/11でした。なんでこんなに時間がかかったかというと、私の申請ミス。
外航船の船舶管理をしているので、新スプリアス規制は知っており、管理船舶では対応もしたのに、自分のアマチュア局では完全に失念、再申請、時間を要しました。
無線機は今回の申請は冒頭のアイキャッチ画像のハンディー機1台のみで、許可されている周波数帯は、超短波帯(VHF)のみです。上級免許(第2級アマチュア無線技士)を取得できれば、短波帯(HF)の無線機を購入して、免許状も変更申請します。

外航船の無線設備

外航船であれば、必ず無線設備が設置されています。私は、機関士ですが、第一級海上特殊無線技士(制限無線通信士証明)を取得しているので、資格上は国際VHFという、見通し距離内の通信装置の操作は可能です。
代表的な無線装置は、

無線コンソール
  • インマルサットC (衛星通信)
  • MF / HF 通信装置
  • 国際VHF
  • レーダー
  • 衛星データ通信装置
    (VSAT / Fleet Broad Band)

一部の無線装置は、GMDSS用設備となり、規則で搭載が義務付けられています。無線コンソールは右写真、最近の船の無線設備は、さっぱりしています。船の無線はデジタル化されて、船の無線から電信はなくなりました。

私が船に乗っていたころは、短波無線機を使って、高校野球や日本の短波ラジオ聞いていました。今はVSATでデータ通信が可能なので、速度は遅いですが、インターネットが使えるので、短波ラジオを聴いている人はいないかな?

GMDSS

海上における遭難及び安全に関する世界的な制度英語: Global Maritime Distress and Safety System, GMDSS[1]世界海洋遭難安全システムとも)は、国際航海に従事する旅客船総トン数300トン以上の貨物船に、安定した遭難・非常通信を確保するとともに、航行警報気象警報等などの海上安全情報を自動で伝達できる通信システムである。1999年2月より実施されている。

ウイキペディア

幼少期 / Sketch

SKETCH

以下の可愛らしいスケッチの可愛らしい男の子は誰でしょうか?
35年以上前に、入院した際に、先生に書いてもらったそうです。(私自身は全く記憶がありません)

Photo shop

Acrobat Proは仕事でも使っており、Adobe製品には若干は親しみがります。Photo Shopのサブスク契約を見ていたら、月1000円以下だったので、ぽちってしまいました。

Photo Shopをぽちったところで、私のレタッチ能力は、スキャンした図面のクリーニングや、写真の中から不要な文字、シミを消す程度・・・・ということで、レタッチ事始めとして、線の部分だけを抜き出して、色を変えてみました。Photo Shopでやるべきこと?とは思いますが、日々練習です。

昔は、Adobeのパッケージ版は手が高くて、購入のハードルが非常に高かった記憶がありますが、サブスクリプションだと、見かけの金額が低く見え、ついつい手を出してしまいました。

OLD DIESEL 4 / B&W 初号機

Burmeister & Wain

Burmeister & Wain はCopenhagenに本社を置き、造船所兼Diesel Engine Makerとして、1865年に設立されています。 頭文字のB&Wを冠としてDiesel Engineの機種名に用いていました。
B&W 社のロゴです。カッコいいですね。

その後は、MAN 社と合併して、有名なMAN B&W Diesel Group となり、舶用大型2ストロークDiesel 機関の85%のシェアを占める巨大ライセンサーとなりました。
現在の社名はMAN ENERGY AND SOLUTION であり、B&W も Diesel の文字も消えてしまいました。
以前MAN社Copenhagenのエンジニアと話す機会があり、屋号から、Diesel も B&Wも消えてしまったことは、悔しまれると、話を聞きました。”Diesel = 悪”というイメージが一般市民に根付いてしまったことが原因だそうです。

今後CO2 / NOx排出削減の観点からは、小型 / 小出力のパワーユニットとしてはDiesel エンジンは消えていく運命かもしれませんが、大型 / 大出力の舶用機関としては、当面は2元燃料化等の技術革新を取り入れながら、使用せざるを得ないのが現状です。もし、大型商船が100%バッテリーや燃料電池で航海できるようになれば、遠隔操船および完全自動化されたメンテナンスフリーの機関室となり、我々船乗りの必要性はなくなってしまいますね。港に帰ってきた船に訪船して、異常の無いことを確認すればOKなのかな?

B&W Nr.1

タイトルにもある、B&Wの初号機になります。新しい技術に触れることも非常に大事ですが、やはり温故知新も忘れてはいけませんね。OLD DIESEL 3で紹介した、B&W 2000が動態保存されている、Diesel Houseでは、B&W社の初号機も動態保存されています。
動画ご覧ください、可愛らしい単気筒エンジンですね。運転音 (Diesel Noise)も心地よい回転数で、なんだかリズミカルに聞こえますね。仕様等説明名板メモしていたのですが、メモをなくしてしまいました。今回は、動画の公開のみでご勘弁ください。

動画編集

動画編集ですが、最初はAdobe の Premiere Rushを試みましたが、動画書き出しでエラーが発生、いろいろと試してみましたが、改善せず。今回VideoPadを使って編集しました。(編集というほどでもありませんが)
VideoPadの素晴らしいところは個人利用の場合は無料であることです。感謝です。
動画ですが、720 X 1200のサイズで書き出してしまったので、パソコンよりブラウザで見る際は、環境によっては上下が切れてしまうかも。ブラウザの縮小表示機能使ってみてください。携帯ではスムーズに表示されていること確認しました。

もうそろそろ、ブログネタが尽きそうです。

OLD DIESEL 3 / Double-Acting Cylinders

Double Acting ?

Double Acting Cylinder、和訳は複動式シリンダ、なんだか聞きなれない言葉ですね。今現在はSingle Acting Cylinder、単動式機式シリンダが圧倒的に多く、改めて単動式2サイクルディーゼル機関と記載することはあまりありません。 ただし、造船所の建造仕様書の主機関仕様には今も以下のような記載があります。
“One (1) Set of “機種名”, two cycle, single acting, cross head, electronically controlled marine diesel engine equipped with exhaust gas turbo-charger”

複動式機関が第一線で活躍していた時期は、戦前になります。
しかし戦時中に機関の信頼性や、複動式構造が複雑ゆえに、単動式にとってかわられました。

では、なぜ複動式機関が開発されたかというと、黎明期のディーゼルエンジンは材料強度や高性能大型過給機が存在しなかった等の背景により、シリンダ内の爆発 / 膨張圧力を増して馬力を増大することができず、また大型商船の主機関では、回転数を上げて馬力を増大すると、大型プロペラは低速で回す必要があるので、大型減速機が必要になる等問題があり、複動式機関が開発されたと推測しています。
(もし、文献等ありましたらご教授ください)

ディーゼル機関の馬力

まずは、ディーゼルエンジンの馬力算出の解説です。
内燃機関の図示馬力の計算式は以下の通りです。
図示馬力(IHP / Pi)とは、シリンダ内の噴射燃料の爆発 / 膨張で発生した仕事量を表します。

機関の軸端 (フライホイール)での馬力は、ディーゼル機関の場合は制動馬力(BHP)と言います。図示馬力と制動馬力の関係は、今回の解説で必要ないので、割愛します。

余談ですが、学生時、上記式とパラメーターの順序と頭文字が違う式で、”ぺらんき”の式とおぼえていました(笑)命名者は同級生で今現在は、エネゴリ君系の船会社で働いています。

  1. 平均有効圧力 : Pmi
    平均有効圧力はシリンダ内の爆発膨張時にピストンを押し下げる力と思ってください。今現在の機関は約1.8Mpa程度、戦前の機関は0.8Mpa程度と大きな差があります。計算では、平均有効圧力だけで、今現在は戦前に比べ2.25倍の出力になっていますね。
  2. Fixed Number / 定数 : i
    この定数が今回のお話の”ミソ”です。
    4サイクル単動エンジン : 1/2
    2サイクル単動エンジン : 1
    2サイクル複動エンジン : 2

    ということは、定数(i)で複動エンジンは2となるので、他パラメーターが同一の2サイクル単動エンジンの2倍の馬力となることがわかります。詳しい説明は後ほど。
    (定数を2とするには、前提条件として、複動式機関のピストン上下で発生する仕事量が同一である必要がありますので、厳密には2にはならないと思います。今回は複動式機関を簡単に理解するために、2としました )
  3. A, S, n,k
    各数字は以下の通りです。特に難しい数字はありません。
    A : ピストン面積
    S : ピストンストローク : 今現在も長工程化が進んでいる
    n : 回転数
    k : シリンダ数

B&W2000

挿絵は、コペンハーゲンのDiesel Houseで頂戴した絵になります。やっぱり手書きのエンジンカッコいいですね。

よく絵を見ていただくと、なぜかピストンの下部で爆発していますね。すなわち複動 とはピストンの上下で爆発 / 膨張をすることを差し、馬力の式で係数 “i”が2になっている理由になります。
爆発回数、すなわち燃料噴射回数を増やして、馬力を稼いでいました。

紹介した複動式2サイクル大型機関ですが、動態保存されています。
1933年に建造され、現在は上述のDiesel House(博物館)で動態保存展示されております。下に運転時の動画掲載いたします。

B&W2000ですが、1960年代の後半まで発電機用機関として運転されていました。ディーゼルエンジンの起動性、停止性を生かして、朝や夕方の電力需要がひっ迫する時間帯に運転されていました。

今回は、今は姿を消した複動式ディーゼル機関に関して、振り返ってみました。
最新機関の説明もしてみたいですが、著作フリーの素材が無く、結構ハードルが高いです。最近のディーゼルエンジンに関しては、香川県 / 高松市の株式会社マキタさんの企業ページが非常にわかりやすく記載されていますので、興味のある方はリンクを押してみてください。

そして今現在私が担当している舶用大型2サイクル2元燃料機関(LGIM / LGIP)は、一応最先端の舶用機関なので、情報を載せたら、まずいですね・・・・
(ゴルゴ13に消されるかもしれません > 冗談です)

海外には今回紹介した、コペンハーゲンのDiesel Houseの他、様々な都市に、Maritime Museumがあります。芸術性は?ですが、お時間があれば、是非訪れてみてはいかがでしょうか?
東京にも”船の科学館”が有明にありますが、現在は閉館中。いつの日か復活してほしいですね。