NAS のアップデートのため不具合発生
NAS (Network Attached Storage)のOSをアップデートしたところ、来歴補助簿の表示が全くされない、復旧させてもインターネットへの公開ができない等トラブルに襲われました。
冷や汗をかき、胃が痛くなりました(笑)
そして、とどめを刺したのはNAS (Synology DS720+)に仮想マシーンの構築をもくろみ、最終的には、NASのハードディスクを初期化したことが、とどめになりました。
茄子 ナス NAS?
我が家のNAS(Synology DS720+)は写真の黒い箱です。結構多機能で、筆者は以下の機能を活用しています。決して食べ物の茄子ではありません。
- ファイルサーバー : 宅外よりアクセス可能。カッコよく言えばプライベートクラウド
- Webサーバー : 筆者のHPやこのBlogもNASのWebサーバーで公開
- VPNサーバー : 宅外から宅内ネットワークにアクセスする仮想プライベートネットワーク
- データーベース : Blog / 気象観測 / BBS のデータベース (MySQL)
- 仮想マシーン : とりあえずUbuntuをインストール
サーバーということで24時間電源は入りっぱなしですが、快調に動いています。
来歴補助簿不具合のそもそもの原因
- NAS の OSをDSM7.0へメジャーアップデートすると、Web Staitionが大幅に変化。設定も変わってしまう。
- アップデートに伴い、Wordpress のルートディレクトリが、web_packages という新しい場所に勝手に移動。
- Web公開の設定がおかしくなり、外部から来歴補助簿の閲覧ができなくなる。
復旧までのいばらの道 (備忘録)
NAS ハードディスク初期化の暴挙
NAS 内に仮想マシーンの立ち上げをもくろみ、調査を進めると、NASのファイルシステムをext4ボリュームからBtrfsボリュームへ変更する必要があり、初期化 。
そもそも仮想マシーン建てて何するんだ!?
来歴補助簿や気象観測、BBS等のデータベース(MySQL)はバックアップを取っていたので、大丈夫と思っていましたが、データ復旧にかなりの時間を要しました。一つ一つのクリックに緊張感が・・・
データベース復旧後に、Blogのプログラム、WordPress (DSM パッケージ版)のインストールを行い、設定等をインポートし、宅内LANでは通常復旧したが、外部からの閲覧はできず・・・・
ここでも冷や汗と血の気が引きました(笑)
WordPress本家版導入
Google先生で、いろいろ調べると、NAS OS の Web 公開の設定および、WordPressの設定を正しくすれば、復旧すると指南されている方がいましたが、私はできず・・・・
色々Google 先生を見ていると、NAS向けのパッケージ版WordPressではなく、WordPress本家版をインストールするほうが、簡単に復旧できるような気がしてきて、本家版をインストール!!
Web Page は問題無く復旧、外部公開ができていたので、webページを公開しているディレクトリにWordPressフォルダを作成して、問題無く復旧できたwebと同じ方法で公開する方法を取りました。結構時間費やしました_| ̄|○
諸悪の根源と言ってしまうと申し訳ないのですが、以下スクリーンショットで無効にしているデフォルト(雲囲み)機能が不具合原因でした。今は無効にして、別の方法でインターネットに来歴補助簿を公開しています。
今回もノウハウを共有していただいた皆様に感謝です。
“Synology NASでのWordPress(本家版)を用いたWebサイト構築 | masao-Tec-blog”
バックアップは大切です
今回各データが復旧できたのは、バックアップのおかげです。バックアップの偉大さをヒシヒシと感じました。
NASに保存されている重要なデータは、毎日朝3時に自動的にバックアップを取っており、本当はバックアップ先もRAID1を組んで冗長性のあるストレージにしたいのですが、そこまでは財力が無いので、信頼性の高い2.5インチハードディスク(WD10JFCX)に保存しています。
来歴補助簿ですが、あまり更新はしていませんが、始めたのは2002年、気が付いたら20年分のBlogとなっているので、大事にしたいと思います。やっぱり不具合が発生すると、それなりに心のダメージを食らいます(笑)
途中7年間全く書き込みが無かったけど(笑)
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